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読書ノート2-11

⑩腸管外合併症

 ・関節炎、脊椎炎

  関節炎はクローン病では良く起こる。

  非ステロイド性消炎鎮痛剤は痛みを和らげるが、
  大腸の病変を悪化させる場合もある。

  脊椎炎はクローン病の症状が現れる前から発祥する場合がある。
  背骨や肋骨の動きが悪くなる。

  この疾患がなぜ起こるか不明で、遺伝的要因が関係している、と考えられている。

 

・骨粗しょう症~30歳を超えると起こりやすい。
               
            特に副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン)の長期投与で起こりやすい。
          
            背骨や大たい骨頭部を骨折することがある。

 ・皮膚病変~関節炎についでしばしばみられる。
        
          結節性紅斑~赤い痛みのある結節が間接周囲や皮膚に見られる
      
         ~女性に多い~腸が悪くなる前兆(腸がよくなると皮膚も良くなる)
                 
                    主に腕や足の外側に出る
        
        壊疽性膿皮症~小さな水泡から始まり、徐々に広がってゆき、
                   深い皮膚潰瘍を形成
          
                  ~足の脛に多く見られる。

                    ストーマーをつけている場合は、
                    その周囲に見られることもある。
                   
                    ほっておくと、深い潰瘍になり直りにくくなる。

                     深くなりすぎると骨髄炎を引き起こす。
                    
                  ~副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン)など集中的治療が
                   必要。
                   
                   稀にアフタ性口内炎、腸性先端皮膚炎、増殖性膿皮症、
                   表皮水疱症
                    
                    5アミノサリチル酸製剤(サラゾピリン、ペンタサ)で
                    アレルギー性発症をみること有。
                    
     副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン)の投与によっても皮膚線状や皮膚肥厚、
      アクネ(にきび)、満月様顔貌、関節腫張、傷の治りが遅くなる。

 ・眼病変~ぶどう膜炎を合併すると、目が痛くなったり、眩しくなる。
        
        副腎皮質ホルモンの点眼剤は炎症改善効果があるが、
        腸の炎症が落ち着けば治ることが多い。
       
        ぶどう膜炎をそのままにしておくと、緑内障を合併すること有。
     
       ~角膜症を合併することもある。眼痛、視力障害を起こすことはあまりない。
         ドライアイはビタミンA 不足が原因。
   
        ~炎症が強いと抗生物質の点眼が必要。人工涙、ビタミンAの補充でOK。
     
         ~定期的に眼科診察も必要。

2010年6月30日

読書ノート2-10

⑨腸管合併症

緊急手術

・中毒性巨大結腸症~活動期にみられうが、稀。絶食と完全静脈栄養法。手術

・消化管穿孔~穴が開く(稀)~手術

・腸管狭窄、腸閉塞~病変部分が繊維化し腸管が細くなる。
 嘔吐、腹痛。内視鏡が届けば拡張手術。届かない場合は手術で切除

・大量出血~下痢は見られるが、下血は稀だが、
         炎症が沈静化しているが稀に下血する。
 
         完全静脈栄養と輸血。止血でき出来ない場合は手術。

・ろう孔および腹腔内膿瘍~穴の開いた腸管から内容物がもれて
                  膿瘍をつくる。
 
                完全静脈栄養と抗生物質で膿瘍を小さく出来るが、
                最終的には手術

⑩腸管外合併症

・関節炎、脊椎炎

 関節炎はクローン病では良く起こる。非ステロイド性消炎鎮痛剤は痛みを和らげるが、
 大腸の病変を悪化させる場合もある。

 脊椎炎はクローン病の症状が現れる前から発祥する場合がある。
 背骨や肋骨の動きが悪くなる。

      この疾患がなぜ起こるか不明で、遺伝的要因が関係している、
      と考えられている。

・骨粗しょう症~30歳を超えると起こりやすい。
           特に副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン)の長期投与で起こりやすい。
           背骨や大たい骨頭部を骨折することがある。

2010年6月29日

読書ノート2-9

④体重減少

はじめは「何となくお腹が痛い」の我慢できる腹痛。慢性腸炎、
慢性腸カタルなどの病名で様子を見る。炎症、潰瘍が進み消化吸収が損なわれる

時々下痢するくらいの場合でも、体重減少が見られる場合がある。

⑤肛門痛・痔ろう

直腸周囲に膿がたまり、お尻の周りが腫れてくる。痔ろうから膿や便が出ることもある。

便座に座れないほど痛い

⑥腹部腫瘤

腸の潰瘍が破れ、膿の塊を作ることがある。腸と腸がくっついて一塊になる。
(硬いしこり)~手術要

⑦貧血

食事制限や食事摂取が困難となり、しばしば鉄欠乏症貧血を認める

5アミノサルチル酸製剤が鉄の吸収を抑制する

食事療法でよくならない場合は、鉄剤の投与、鉄分を含み吸収しやすい
成分栄養剤を工夫する

⑧短腸症候群

小腸を切除された場合も吸収できず激しい下痢、と栄養障害を起こす

短腸症候群で激しい下痢の場合は完全静脈栄養療法実施
~下痢が収まるにつれて、経腸栄養療法へ移行。経口摂取に

2010年6月28日

読書ノート2-8

5、よく調べると小腸に潰瘍があり、ひきつれがあります

・潰瘍が大腸ばかりでなく、小腸にもできる。回腸末端部
(小腸と大腸のつなぎ目部分)が特に出来やすい。
 
大腸だけにあるように見えても、よく調べるとここに浅い炎症と
潰瘍がある場合が多い。

・体重減少、血液中のアルブミンが減ってくるので、浮腫をみることがある。

・更に栄養状態がわるくなると、胸水、腹水がたまり、
息苦しさや腹部が張って苦しくなることがある。

・ナイフでえぐった深い潰瘍も出来ることがあり、ある日突然穴が開くこともある。
~腸内容物が外に出て場合は緊急手術要

・いろいろな症状が何時どこに出てくるか予測できないので、大変困る


6、腸管の病変による症状

①腹痛~右下腹部、へそ周りにおこる。じわっと痛む。食後に絞られたような
しつこい痛み。狭窄があると痛みはひどくなる。
      
嘔吐。腸閉塞の可能性もある。胆石が合併している場合は右上腹痛。

腎結石合併に場合は腰痛、左右わき腹通
      
潰瘍が破れて穴が開くと、腹膜炎になる。

強い炎症ができて膿ががたまると、お腹全体が痛くなる。
      
お腹を触ると筋肉が板のように硬くなる(筋性防御)  
手で押したときより、離すときの方が飛び跳ねるほど痛い

②下痢~軟便程度のものから水用のものまである。激しい腹痛を伴う場合もある。
潰瘍部分の血管が切れて出血の場合もある。
      
鮮血が混じる場合は稀(直腸、肛門以外の場合)
      
重症度指数~IOIBD~1日6回の下痢で一点
      
活動度指数~CDAI~1週間の下痢の回数
      
成分栄養剤摂取のときも下痢を起こす場合があるので、
その区別が難しいこともある。

③発熱~しばしば、微熱がある。肛門周囲膿瘍、腹腔内膿瘍がある場合は高熱。
尿路感染でも高熱。腸閉塞で菌血症などをひきおこして高熱

2010年6月27日

読書ノート2-7

4、クローン病ではどんな症状がみられるでしょうか

小腸、大腸に潰瘍。潰瘍に食べ物がぶつかれば腹痛。

潰瘍が治っても、ひきつれて狭くなるところができる。

内容物が通がしにくくなる。腸閉塞になることもある。

出血、栄養の漏れ~栄養不良

痔ろう~肛門の周りにトンネルができ膿や便が出てくる

ろう孔~腸と超の間にトンネルが出来る

膿瘍~お腹の中に膿がたまる

癒着、狭窄、閉塞、関節炎、虹彩炎(目がおかしくなる)、
結節性紅班(皮膚の赤いはれもの。痛い)、胆石、
腎結石(腎臓や尿管に石)、吸収不良

2010年6月26日

読書ノート2-6

私は以前から超ミネラル水が 「健康に良い」或いは、「病気に効能を有する」理由に
次の2つの場合が考えられる、と考えてきた。

①食物に本来人が必要とするミネラルの量が不足しているので、
 その不足量を補うことによってその為に起こる病気を治すことが出来る。
 ~「超ミネラル仮説」(野島説)

②食物に含まれるミネラル量は以前より少なくはなったが、まだ人が必要とする量を
 含んでいる。現代病はミネラル不足が原因ではなく、
 いわゆる生活習慣(環境要因も含めた)が原因である。
 超ミネラル水が効能を有するのは、この(生活習慣)原因によって引き起こされた
 病気に積極的に打ち勝つからである。

①②とも超ミネラルが酵素の活性化によって効能を発揮する、考えることは同じで
あるが、①は不足したミネラルを補うことによって、②は本来的には不足
していないが、より健康的な体にする、或いは病気に打ち勝つ身体にすることに
よって、効能を発揮する

と言うこと。

②の場合は、超ミネラル水は単に微量ミネラルであるのではなく、おきじん、或いは
シーマロックス、と言う固有のミネラル水なので、効能がある、

と考える。

ミネラルの含有量と種類もさることながら、その含有比が効能の決め手となる
(ミネラルの拮抗作用)

超ミネラル水がクローン病に効能を有するのは、その発症原因がこの本から
考察されるミネラル不足以外の要因であっても、超ミネラルが効能を有する理由は
②のようなメカニズムが働くからである。

判りにくいようだ。平たく結論を言おう。

油、砂糖等ミネラル以外の原因で発症したクローン病に対し、超ミネラルは
酵素を活性化することによって、傷めた細胞などの組織を修復することによって、
クローン病を治す。

いずれにせよ、①②の場合が考えられるので、この二つの仮定を基に、
今後とも情報収集を続け、考えて行こう。

2010年6月25日

読書ノート2-5

<コメント>

昨日の「クローン病はなぜ起こるのでしょうか」についてのコメント。

ここに書かれていることは

現代の食物のミネラル含有率の減少が、ガンなどの現代病の発症原因である。
クローン病も然り。

と言う「超ミネラル仮説」

を支持しない。その理由を下記す。

①クローン病は喘息、アトピーとの関係がない。

②ミネラル減少が原因とするにはクローン病の発症増加スピードが高すぎる

③オッズ比が野菜、果物で1以下、即席食品、砂糖食品で3以上であることは
 含まれるミネラルの量が原因ではなく、油、化学物質、砂糖、食物繊維など
 ミネラル以外のその食物が固有に有する成分に原因があるのではないか、
 と推察される。
 
  ※オッズ比~食物が病気に関係する程度を表す指数


では、「超ミネラル水」がクローン病に効果がある例証があることを
どうやって説明するか。

このことについての考察は明日。

2010年6月24日

読書ノート2-4

2、クローン病という病気は増えているのでしょうか

厚労省2003年医療受給者証交付件数

1985年~2831人
1990年~6609人~2.3倍
1995年~12645人~1.9倍
2000年~19651人~1.5倍
2003年~22395人~1.1倍

現在30000人以上  10歳未満が増加傾向


3、Cはなぜ起こるのか(C~クローン病)

・もともと免疫反応が強すぎる
・細菌、ウイルス
・小児期の衛生環境
・ストレス、過労
・経口避妊薬、喫煙
・食物の欧米化

腸内細菌叢を変化させ、その代謝と生産物が腸内管腔の免疫や
消化吸収機能に影響を与える。

油~n-6系脂肪酸~肉類~炎症反応や免疫反応を強くする
 ~n-3系脂肪酸~魚~炎症を抑える。血を固まりにくくする

ハンバーガー、フライドチキン、ホットドッグ、甘いものを多く摂る
~3倍かかりやすい。

(オッズ比~即席食品:3.1、砂糖食品:3.5)

野菜、果物、母乳保育~なりにくい

遺伝子は見つかっていない。

1975年ころとCの診断基準に変化なし。

免疫反応や炎症反応を起こしやすい性質(遺伝的に)があり、
食生活や腸内細菌叢の変化が加わって症状が出てくる。

~欧米食の特徴~

■肥満にし 免疫を強くする

・高脂肪食:飽和脂肪酸が多い
 ~不服和脂肪酸が少ない
 ~n-3系脂肪酸が少ない:炎症神川効眼が少ない
・ナトリウム塩が多い
・糖が多い
・抗酸化物質が少ない
 ~調理,缶詰はビタミンや抗酸化物質を壊す
・発癌性物質が多い
 ~揚げ物,調理は発癌物質を増加させる
・動物性ホルモンや成長因子が多い
 ~アボトーシスを抑制し,腫瘍増殖を促進する
・発酵性の繊維分か少ない
・プロバイオティック成分が少ない
・IL-6,TNF-a,PGE2分泌亢進
・マクロファージ機能の阻害


(症例対照研究;相対危険p<0.05,1996.11-1998.10)
対象:発症後3年以内の15-34歳のクローン病患者
対照:年齢が土3年の同施設の同性の患者を1例につき2例
(癌・自己免疫・消化性潰瘍・慢性腺疾患以外)
症例数:クローン病82例(男58)、対照173例(男108)


即席食品 3.1
 ハンバーガー、ホットドッグ、
 フライドチキン、インスタント麺、
 フライドポテト
砂糖食品 3.5
 甘い菓子:チョコレート、ヨーグルト、
 スナック菓子、ケーキ、菓子パン、
 まんじゆう、和菓子
野菜 0.5
 煮野菜、野菜サラダ、漬け物
果物 0.7
母乳保育 0.6
喘息・アトピー・麻疹・虫垂切除は関係なし

※このブログの主要テーマなので、コメントは明日、ゆっくりと。お楽しみに。

2010年6月23日

読書ノート2-3

1975年厚生労働省がクローン病研究班発足~患者数、治療法の実態調査

発症の若年化~小学生にも発生

痩せるが、潰瘍のできる場所によっては痩せないこともある。

貧血、眼、肝臓

厚労省~特定疾患~潰瘍性大腸炎、クローン病、ベーチェット病、重症筋無力症
~公費負担医療

H10年~医療費一部負担(重症の場合を除く)

受給症は患者の個人データを研究班が利用するのを認めることを条件にしている

●腸管合併症~中毒性巨大結腸症、窄孔、腸管狭窄、腸閉塞、
大出血、ロウ孔、腹腔内農瘍、痔ロウ、肛門周囲膿瘍

●腸管外合併症~関節病変、皮膚病変、口内病変、眼病変、肝障害、
脂肪肝、胆道病変、尿路系合併症、成長障害、血液疾患、短腸症候群


厚労省~特定疾患~潰瘍性大腸炎、クローン病、ベーチェット病、重症筋無力症
~公費負担医療

H10年~医療費一部負担(重症の場合を除く)

受給症は患者の個人データを研究班が利用するのを認めることを条件にしている

●腸管合併症~中毒性巨大結腸症、窄孔、腸管狭窄、腸閉塞、
大出血、ロウ孔、腹腔内農瘍、痔ロウ、肛門周囲膿瘍

●腸管外合併症~関節病変、皮膚病変、口内病変、眼病変、肝障害、
脂肪肝、胆道病変、尿路系合併症、成長障害、血液疾患、短腸症候群

<コメント>

若年化は何を意味するのだろう?
高血圧、糖尿病の若年化と関係があるのではないか?
ここで、短絡的に「超ミネラル不足」とすることは避けよう。

厚生省のクローン病研究班の資料は是非入手したいものだ。
ネットには公開されていないようだ。


2010年6月22日

読書ノート2-2

1、クローン病とはどんな病気なのでしょうか

表1 腸に起こる炎症のいろいろ

■原因がわかっている腸炎

1)微生物
   細菌性:ブドウ球菜,サルモネラ(腸チフス),腸結核,
赤 痢,キャンピロバクター,エルシニア
   ウイルス性:ロタウイルス,サイトメガロウイルス
   寄生虫:アメーバ,目本性血吸虫
   その他:真菌
2)腸の血のめく坤が悪くなって起こる:虚血栓,閉家作,膠原病
3)放射線障害による
4)別の病気の治療で使われた薬で起こる
   抗生物質起因性(出血栓・偽膜性),抗癌剤性
5)大腸に葡萄の房状の袋ができる:憩塞栓,憩塞炎

■原因がまだよくわかっていない腸炎
   潰瘍性大腸炎~大腸の粘膜に潰瘍が出来る
   クローン病~超の壁全体に炎症が起こる
   単純性潰瘍,ベーチェット病
   非特異性多発|生小腸液優,直腸孤立性潰優,分類不能型大腸炎

炎症成腸疾患は主に潰瘍性大腸炎とクローン病である。

1932年クローン等によって回腸末端部の病気として報告される。
1939年日本でも「非特種性局所性腸炎」として報告される。

2010年6月21日

読書ノート2-1

今日から新しい著書
「クローン病ってこんな病気」(福田能啓編)
を読みます。

福田さんは「日本炎症性腸疾患協会(CCFJ)」の設立に尽力したようで
日本のクローン病について少なからず影響力のある医師のようです。

この病気の初心者向けに書かれた本のようですが、最初の部分は医学的
画像もふんだんに掲載されて、現代医学がどのようにこの病気を捉えているか
を知ることが出来そうです。

序文の最後には長々と「~先生」の名前が掲載されており、この「業界」
の人間関係の複雑さが感ぜられました。

CCFJのHPには「協賛企業」の名前が多く掲載されており、これもこの「業界」
のあり方を垣間見たような気がします。

ともあれ、明日から読んでゆきます。
医学的知識を少しでも吸収出来ることを期待します。

2010年6月20日

読書ノート51

XⅦ 私の妻はクローン病

成分栄養剤エレンタール~味の素の努力で、飲みやすくなった

クローン病と精神との間に深い関係がある、と確信する

ストレスがクローン病を悪化させる、と言う単純なことではない。

「理不尽」「不誠実「無礼」が病勢に影響する

風邪に気おつけること~増悪のきっかけとなることが多い。

風邪を引いている人はマスクをして下さい。(喉が潤うので本当によい)
~周囲の人のためでもある。

<コメント>

はじめて、クローン病に関する本を読んだ。

この病気に超ミネラル水がよく効くことを示すことによって

「超ミネラル水仮説」を立証する有効な例証になることを期待する第一歩として
のことである。

読んでみて、予想以上に大変な病気であることが実感された。

心して取り組むべし、と気持ちを引き締めた。

2010年6月19日

読書ノート51

9、気になるその後2~クローン病と付き合う

 2007年6月4日~大量出血~腹痛、下痢などがあったが、特に前兆はなかった
 2006年夏ころからひどい抑うつ状態でクリニックに罹る

 食事制限を守らなかったが、身体的には順調であった。
           ~抑うつ状態でクローン病が隠れていたからではないか

 「身体が病気を引き受けてくれているうちはまだいい。
 身体が抱え切れなくなったら、精神にきてしまう」~どういう意味だろう?(松下)

 カプセル内視鏡はクローン病患者に適用されなくなった
       ~狭窄、癒着部分に引っかかったら、手術を要する。

10、気になるその後2~クローン病と付き合う

  2007年8月16日~大量出血

  前回はダブルバルーン小腸内視鏡検査を受けたが、
  出血部位を特定できなかった。

   今回は、無理をしてでも小腸全体を見ることに。
    ~ガストログラフィン(造影剤)を使い大腸、小腸全部を見ようと言うもの。

  苦しい検査だったが、報われた~小腸末端部に縦走潰瘍が見つかる
                ~新しい治療が開始される

  レミケードを試すこと。~潰瘍、ロウ孔、出血に劇的に効く。
              狭窄があると閉塞を起こすため(手術しかなくなる)、
              狭窄の有無を事前に確認する必要がある。

  免疫力も低下させるので、感染症に罹る恐れがある。
  従って、ツベルクリンなどの事前検査が必要。

  副作用の危険があったが、こうむることもなく、順調に進む。

 「とても有意義な検査でした」~医師たちの感想

11、現在の私

  退院ご2度3度のレミケード投与も無事終わり、
  8週間ごとにレミケードを続けるか、免疫抑制剤に変えてゆくか、
  全身状態を見ながら選択することになる。

  現在は平穏。

<コメント>

 実際大変な病気だ。この病気を扱うことに、相当な心構えが必要だ、
 と改めて感じた。

 「超ミネラル水を飲んで、はい、おしまい。」

 となることが目的だがそこまで行くには幾多の困難に遭遇するようだ。

 心せよ!!

2010年6月18日

読書ノート50

5、高校卒業

1997年復学 5年かけて卒業 15年の緩解期
プレドニンの副作用~首から胸元にかけてニキビ
ステロイドアクネ
プレドニンの静脈注射で症状悪化はすぐ直った

6、再燃

夜遅くまで仕事~腹痛、下痢などのさまざまな症状発生~
書くと手が震えるほど、体に偏重をきたす。

プレドニンが効かなくなる

37歳で「愛知がんセンター」に再入院~結婚後半年~絶食が主な治療
~鎖骨下静脈にカテーテルを挿入して高カロリー点滴(IVH)

成分栄養剤エレンタール摂取~日本では主たる治療法

16年勤めた職場を辞める

2004年7月~腸からの大出血  名古屋大学付属病院 に入院

「ダブルバルーン小腸造影」 回腸末端に4~5cmの潰瘍

体が生命の危険を感じ取ると出血を止めるので、出血で死ぬことはない。

7、さまざまな顔をもつクローン病

8、気になるその後Ⅰ~クローン病についての一つの考察

2007年6月4日PM9時50分~大量出血~特に悪化の症状なし。
血液検査で炎症反応はない

「身体が病気を引き受けているうちはまだいい。
身体がかかえきれなくなると精神にきてしまう。」


<コメント>

著者には大変申し訳ないが、本文より、あなたの体験談のほうが
面白い。人の不幸を喜ぶ、と言うのではなく、臨床感があって
切実さが伝わってくるからだ。

一気に最後まで読みたいが、また明日。

2010年6月17日

読書ノート49

XⅥ訳者あとがき

1、私とクローン病

2、発病

クローン病と診断がつくまで2年以上

・顔に現れた赤い水泡~ステロイド剤~あざとなって残る
・風邪のような症状(夏風邪) 咳き込む、発熱  薬が効かない
・食欲なし、下痢 貧血 赤から青白い顔に変貌
・医師は消火器のことに着目しなかった

3、入院

腹痛、下痢、お知りの痛みは治らず。(熱は下がった)
1年間休学~白血病として入院  腹痛と下痢は耐え難いものとなっていた。
血の権威が主治医
食事は普通食  下腹部はパンパンに腫れ、圧痛がひどい
医師から運動と牛乳を勧められる。~病状悪化~母が強制退院させる。

復学後病状は悪化し、2度目の休学
大病院はコリゴリ、私立の小病院に入院~髄膜炎を疑う~菌は見つからず~以後さまざまな検査をして、病名も変わった

お尻が痛いので、その恐怖から食事を摂らなくなる~体力低下
~立ち上がれなくなり、車椅子

お腹が痛いので、手を切り、暫くお腹の痛みを忘れるようにした。医師に怒られ中止

見舞いに来た人の心無い言葉
~「親不幸」「贅沢が出来ていいわね」「親のせいで病気になった」

健康な人の無意識の残酷さが身にしみた

主治医、看護婦は優しく、献身的であった。

4、やっと診断がつく

注腸造影(今ではありふれた検査だが、当時は大変であった)
超がソーセージのようにくびれていた
~「慢性限局性腸炎」(当時日本ではほとんど例証なし」

内視鏡検査をがんセンターで受ける。

病名がついて、喜んだ。プレトニンを1日16条飲む(今では過多)
~症状が治まる~発熱、下痢、痛みも翌日に消える~食欲の回復

数ヵ月後に退院

<コメント>

訳者がクロー病患者。1961年生まれ。15歳で発病17歳でクローン病と診断

1978年であるが、当時まだ日本ではこの病気は例証がほとんどなかったのですね。

プレトニン服用で、特効薬のように翌日から回復したと言う。

菌が死んで回復したよう~感染病なのか?

超ミネラル水の場合、1年かかる。

ミネラル不足が原因ではない例証である。

2010年6月16日

読書ノート48

XⅤ 研究は続く

①1885年~簡単な検査と治療

②以後50ん年間マイクロバクテリウム発見のために費やされるが、発見できず。

③1989年~DNAを検査で菌を特定しようとしたが、出来ず。

④自己免疫疾患に有効なワクチン開発を目指すが、開発できず。
※アメリカの患者~100万人

⑤有効な薬は開発されているが、副作用がある

⑥ハーモンテイラー教授

・マイクロバクテリウム属菌はクローン病によく似たヨーネ病を発症させる

・この菌は牛に感染しても発症させない。

・牛乳を集中的に生産する現代ではある特定の場所にそれらの菌を集めることに
 なるかもしれない。

・今日では、微量でも特定できるようになった。

・1996年 乳製品のMpthがクローン病の原因かもしれない

・飲料水もMpthに感染しているかもしれない

・抗マイクロバクテリウム抗生物質が効果があることは確かめられていない

・Mpthが一定比率で原因であることは間違いないが、他にも原因がある。

・親より兄弟姉妹に多く発症する傾向があることも説明できないでいる。

※日本では、白血球除去療法、顆粒球除去方法、腸内フローラの改善等の
 研究かなされている。

<コメント>

長く、献身的な研究が続いている。研究者の人生をかけた研究で、何人もの研究者が
失意のうちに世を去っていったに違いない。

当然、ミネラル不足を疑った研究者もいたに違いない。

このことを思うと、超ミネラル水 がクローン病の特効薬になる
と言う仮説を実証する試みは、無謀のことのように思えてくる。

気後れしたか?

しかし、私には事例がある。これが心の支えだ。

がんばろう!!!

2010年6月15日

読書ノート47

4、はっきりとした病気としてのうつ病

クローン病によって起こる沈んだ気分とは異なる
独立した病気で特別な治療を必要とする。

認知療法~薬を使わず話し合いを通じて治す。
~保険が利かない場合が一般的で、高額になる。(アメリカの場合だけかも~松下)

5、不安

コロストミー、イレストミー~身体をその状態に慣れさせる。
それ以上に大切なのは、精神そのものの状態に適合させる

引きこもっているときでさえ、周囲に人との関係は生命線である。

ストーマーは体の一部と考え、よりよい生活に移るべき。

善い人間関係を作ること。

<コメント>

クローン病に罹ると、病気そのものを治療することも大切だが
心のあり方を正常に保つことも大切である、また、困難を伴う。
精神科医師の治療を受けたほうがよい場合がある、と言う。

治療法は進歩しているとはいえ、徐々にであり、それ以上に
患者が増加している。超ミネラル水の効果をテストする価値は
十分すぎるほどあるようだ。

2010年6月14日

読書ノート46

XⅣ

病気が引き起こす心理的な問題~どのように対処してゆくか

①わざと楽観的に考える~最初のショックから立ち直れる。楽観的になりすぎて
必要な治療を拒否しないこと

②悲観的になる~よくない

③怒り~悲観的よりましだが、無駄なエネルギーを使う

④周囲の人に甘える~自己努力が必要

⑤本当の敵~勇気と確固たる決意でクローン病を受け入れる
・大切な人との関係
・周囲の人に貢献すること
・自立する
・新しいことに挑戦する


1、どんなタイプの人がクローン病にかかりやすいか

普通の人より責任感が強い場合が多い
空騒ぎは止め対立をきらい、人との摩擦を避ける人
身体の防衛力を無効にする精神的な重荷を下ろす

<コメント>

クローン病にかかりやすい人のタイプがある、とは興味深い

精神と病気との関係?それとも遺伝子との関係?

2010年6月13日

読書ノート45

4、高たんぱく、低脂肪の一般食

緩解期のお勧めメニューが掲載されている。

省略するが、気づいた点

①厚生省のお勧めメニューのように、多品種だ。
 病人用の特別食、と言ってしまえばそれまでだが、
 実行するには相当の出費と労力を要しよう。

②高たんぱく、と言うことで卵、乳製品が含まれているが、果たしてどうだろう。
 ワイルなら、クレームを付けるだろう。

③このような病人食でも、西洋人の食文化から逃れるのは難しいらしい。
 日本食がブームになる理由が判るような気がする。

④この本の次は日本人が書いた本にする。この本と比較しながら読むのが楽しみだ。

①厚生省のお勧めメニューのように、多品種だ。
 病人用の特別食、と言ってしまえばそれまでだが、
 実行するには相当の出費と労力を要しよう。

②高たんぱく、と言うことで卵、乳製品が含まれているが、果たしてどうだろう。
 ワイルなら、クレームを付けるだろう。

③このような病人食でも、西洋人の食文化から逃れるのは難しいらしい。
 日本食がブームになる理由が判るような気がする。

④この本の次は日本が書いた本にする。この本と比較しながら読むのが楽しみだ

2010年6月12日

読書ノート44

2、低刺激食

急性から回復しかかっているときの食事

パン、ミルク、薄い紅茶 バナナ、りんご、ブレーンクラッカー 蜂蜜等
  
  7回に分けて摂る。

3、クローン病の人の一般食~緩解期~高たんぱく、低脂肪
 
 ①肉類、卵、チーズの少なくともいずれかひとつが、メインになる食事。
  そのほかにも、マメ科食品や穀物、豆腐、テンペなどの植物性の食事
  菜食主義者~必須であるビタミンB12が摂取できず、高いカロリーを
  とることもむずかしいということです。
 
 ②週に一度か二度は魚を。
 
 ③エネルギー源となる炭水化物は食事のかさを増やします。
 
 ④脂肪や油について上記の魚から敢れる油はクローン病に悪くないとされていますが、
  脂肪は控えたほうがいいでしょう。
 
 ⑤食物繊維はクローン病にとってある意味でたいへん重要だとされる食品です。
  試行錯誤を繰り返して、ガスが発生しにくいか見つけ出してください。
  ストーマがある場合は特によく調べてください。

  生や生に近いものも含めて、野菜や果物をたくさん食ぺましよう。
  全粒パン、パスタ、スパゲッティも取り入れましょう。
 
 ⑥調理する場合は、電子レンジを使うか、食品を蒸すかあぶるか、
  アルミフオイルで包んで焼くようにしましょう。
 
 ⑦ハンバーガー、ランチョンミート、ソーセージ、加エハム、ケーキ、
  ビスケット、アイスクリーム、ピザなどはたまに食べる程度にしましょう。
 
 ⑧体重を維持、いえ、増やすように心がけることを忘れないでください。

2010年6月11日

読書ノート43

XⅢ あなたにあった献立を作ってみよう

*日本のと著しく異なる。そのまま適用しないで。

・病気の状態は?活動期?回復期?緩解期
・ストーマあるか?
・妊娠しているか
・成長期か?
・特殊なストレスあるか?

 

緩解期~制癌性の食品~たんぱく質、炭水化物、脂肪が主。
           ミネラル、ビタミン、食物繊維も摂ること。
           健康な人よりカロリーを必要とする
    
・心地よい環境で食べる
・時間をかける。良く噛む。風味を楽しむ
・品質の良い食材

1、特別な場合

  ①妊娠中~レバー、卵(生はダメ)ミネラル、ビタミン豊富なもの。
       たんぱく質は必要量をとる。活動期の場合は成分栄養食を摂る

  ②子供や成長期の場合~鼻経での食事が必要となる場合もある。栄養を増やす。
             ビタミンDとカルシウム たんぱく質。
             菜食主義者はダメ。             
             ビタミン12は動物食しかない。
             マメ科から十分なたんぱく質を摂れない。

  ③イレオストミーかコロストミーを受けている場合
  
   ミネラル、塩分を補う。サプリメントも必要。

    イレストミーの場合下痢が合併症として起こるのが一般的なので、
    ミネラル不足になる。

  ④下痢

   ・少量を何度かに分ける
   ・スパイス、薬味、漬物は不可。刺激のないもの
   ・極端に熱いもの、冷たいものはダメ
   ・食事との間に十分な水分を摂る
   ・たんぱく質、ビタミンB群とCを摂る

  ⑤避けるもの
  
   ・アルコール。濃い紅茶やコーヒー。肉のエキス。揚げ物。生のパン。
    バタートースト。ソーセージ、ベーコン、豚肉、加工肉、霜降り肉、
    完熟してない果物、乾燥フルーツ

<コメント>

著者は典型的な現代栄養学に基づいている

~栄養不足になるから、それを補え、と言う考えか?
 おそらく間違っている?

 この本は2007年が初版。原書の初版は何時か書かれていない?
     
 このような医学(科学)の本は新しいほど価値があるので、
 原書の書かれた年を明記すべし。

 著者はナンタラ名誉顧問の称号を持つので、古いタイプの医者らしい?
     
 それで、このような古臭い栄養学に基づいているのだろう?
 一種の老害?
 日本とアメリカとの違い、と訳者は言うが、おそらく医者による違いであろう。

 訳者の妻はクローン病と言ういきさつから訳したのだろうが、
 これを読むクローン病患者の身にもなってみるべきだ。

 このように読む人の健康に関わる本はよほどの注意が訳者にも必要だ。

2010年6月10日

読書ノート42

6、免疫系が正常に機能するのに必要なもの

①ミネラル

・カルシウムはマクロファジー、とりわけ顆粒球に必要。
マグネシウムと供に機能。Mgは根菜類に多い。

・鉄は感染に抵抗するのに役立つ。集中的に大量に取るのは害あり。

・亜鉛、セレンともに抗酸化剤。亜鉛はT細胞成長に必要。
セレンは抗体を作るのに必要。

②ビタミン

・ビタミンAは喉や鼻、性器や泌尿器部分、おなかの炎症が起きやすい
場合に有効。
 
汗や涙や唾液などの体液に含まれる抗バクテリア酵素である「
リゾチーム」を生産するのに必要。

・ビタミンB群、特にビタミン12と葉酸はどんなタイプの炎症も抑える
効果がある。~クローン病の潰瘍でもしかり。

・ビタミンCは多くのウイルスの増殖を抑える。T細胞とB白血球の生産を増やす。

7、免疫系の働きを妨げるもの

・ビタミンC摂取過多

・コーヒー、紅茶、その他の刺激物

・アルコール、マリファナ~一番免疫系を阻害する

・徹夜

・慢性的ストレス、イライラや悲観的気分

・気分転換、運動、社交的付き合いの欠如

・親密な人間関係の欠如

・汚染された空気を吸う

クローン病の食事は味気ないものでなく、健全で満足行くもの
~「おいしい」は大切

<コメント>

以前にも指摘したが、著者は現代西洋医学を信望している。

その為か、ビタミンについてよりミネラルを軽視しているようだ。

その理由は現代医学ではミネラルのことが良く分からないからだ。

ミネラル、ビタミン供に補酵素として機能するが、一般向けのこの本ではそこまで
書かれていない。

免疫力を妨げる要因として、精神的要素を多く掲げているのに注目した。

2010年6月 9日

読書ノート41

5、免疫系

(現代医学では免疫系を認めていない~ワイル。原語は何かわからないが
免疫細胞のことを指すのだろう。松下)
 
 総計は体重の2%で脳と同じくらい。

①T細胞

・ヘルパーT細胞~危機を察知し免疫系のスイッチを入れる。
・サプレッサーT細胞~攻撃終了でスイッチを切る
・サイトトキシックT細胞~キラー細胞(ガンにも効果あり)
・「DTH-T細胞」~遅延型反応を司る。クローン病の場合の食品や
細菌に対する反応に関連しているかもしれない。

②B細胞(リンパ球)

クローン病で炎症が起こっている部分に集まってくる。

・顆粒性白血球~侵入者を殺して食べる
・マクロファジー~あらゆる細胞、がん細胞も飲み込んでしまう。
感染、炎症、腫瘍に忍び寄ってゆく
  撃退機能以外に血液を凝固させたり、細胞修復し直す。
・NK細胞~ウイルスを発見し殺す。
(がん細胞を殺す、と言われるが、その記載なし。松下)

B細胞は免疫ブロブリンという化学物質の抗体を作る。免疫ブロブリンGが一般的。

2010年6月 8日

読書ノート40

⑬食物繊維

※日本では、食事は低脂肪、低残渣は基本。従って、非水溶性繊維の多い食品
(野菜、海藻、きのこ)には厳しい注意。
  使用に際しては、やわらかく茹でる、細かく刻む、だし汁だけ使い等。
  水溶性のペクチンは便の水分量を調節する働きをもち
  腸管への刺激もすぅくないので、腸に狭窄がなければ摂取するのが良い、
  とされる。ペクチンの多い食品=りんご、ばなな、桃。


消化できない全ての部分~ペクチン、セルロース、ヘミセルロース、リグニン
水を吸収する能力に優れている。(自分の重さの15倍の水を吸収する)

便を適度なやわらかさにする。

食欲がないため腸が正常に機能しなかったり、正常な便が出なかったり、
下痢になっている場合のクローン病に特に有効。

精錬された加工食品(白パン、ケーキなど)は小腸、大腸の正常な働きを鈍らせる。

低繊維食品~長期的には、憩室の病気、胆石、過敏性結腸を引き起こし、
大腸がんの原因となる。

12~32mg/日必要

ふすま、全粒穀類、玄米、乾燥フルーツ(特にプルーン)、皮ごとのジャガイモ、
新鮮な生の野菜(バナナ)、サラダ、青物野菜、ナッツ類

過多の場合は消化不良を起こすので注意。

<コメント>

wikipediaからその歴史を記す。


1918年、医師であるジョン・ハーヴェイ・ケロッグが有効性を本で発表したが、その後も長い間無用のものとされてきた。

1960年~970年前後にかけて、がん予防など有効性が認められるようになった。

日本では2000年の「第6次改定日本人の栄養所要量[11]」から栄養素の1つとして
認められる。

日本と著者の国アメリカでは、クローン病に対する繊維食物の扱いが異なっている。
日本では要注意、アメリカでは有効 とされる。

どちらが正しいか?両者では、食べる食品が異なるために、異なった扱いになるので
いずれも正しいのか、それとも、どちらか一方が正しいのか?

2010年6月 7日

読書ノート39

4、ミネラル

①カルシウム

クローン病の子供は不足して、成長に悪い影響

吸収にはビタミンDが必要

チーズ、ミルク、ヨーグルト、骨後と食べる魚、イワシ、
缶詰サケ(何で缶詰なの?松下)ピーナツ、アーモンド、ヒヨコ豆、
豆類、卵、

②鉄

 下痢、吸収不能で不足。クローン病では最も多く見られる

 肉、レバー、イワシなど、卵、全粒シリアル(穀類のこと。松下)、
 オートミール、エンドウ、豆類、プルーン、レーズン、チョコレート

 ビタミンCと供に摂ると吸収がよくなるが、紅茶やコーヒーは吸収を妨げる。

 鉄のサプリメントが必要。
 人によっては腹痛、下痢を起こすが、さまざまなタイプがあるので、
 適するタイプが見つかる。

③マグネシウム

 脳や神経を健全にする。

 欠乏すると、気分が落ち込む。動揺、錯乱。

 ココア、カシュナッツ、アーモンド、ブラジルナッツ、
 小エビ、手長えび、大麦、小麦、エンドウ、豆類

 サプリでは摂らないほうがよい

④亜鉛

 亜鉛欠乏症~1972年に認められた症状~以外に近年のこと。(松下)

 下痢、無感動、筋力低下、神経痛、味覚、感覚欠如

 牡蠣、イワシ、肉、レバー、全粒穀類、オートミール、ナッツ、エンドウ、豆類

 1日15mgとれるタブレットが利用されることがある。

⑤セレン

 抗酸化剤。ビタミンEと供に機能。クローン病に有効。詳細はわかっていない

 全粒パン、ブラジルナッツ、

 サプリが有効性はかわかっていない

⑥フィチン酸、フィチン酸塩

 ブラン[麩(ふすま)]には、フィチン酸が含まれている。

 フィチン酸は鉄、カルシウム、マグネシウムに付着して、
 これらが吸収されず便として排出される。

 全粒パンには、フィチン酸塩の働きを妨げるイーストが入っているので、
 ミネラルの吸収に効果的。

<コメント>

ヨーロッパ産の全粒穀類にはセレンがほとんど含まれていない、という。

それによるヨーロッパでの弊害がないのだろうか?

もしそうなら、ミネラル全体の量が食物に不足することが現代病の原因とする

野島仮説「超ミネラル水仮説」を支持しない一つの例証になるのではないだろうか?

ヨーロッパの水はミネラルが豊富なので、セレンは水から

摂っているのだろうか? 

そうなら、そもそも、なぜヨーロッパの全粒穀類にセレンが少ないのだろう?

※アメリカ産の穀物にはセレンが含まれている、と言う。

2010年6月 6日

読書ノート39

⑦ビタミン3(ナイアシン、ニコチン酸)

  血液循環を活発。そもやけ、生理痛緩和、皮膚を暖かくする、

 消化器に潰瘍がある場合、タブレットで摂取

 ・イースト、ピーナツ、ふすま、全粒穀物、コーヒー、レバー、腎臓、肉、魚

⑧ビタミン6(ピリドキシン)

 アミノ酸の代謝に欠かせない。~たんぱく質を最大限活用する仕組みで、
                クローン病患者は不足している。

 経口避妊薬、ホルモン置換療法でエストロゲンを摂ることによって起きる
 気分の落ち込みに効果を発揮する。

 ・レバー、腎臓、肉、魚、卵、ジャガイモ、全粒シリアル、バナナ、
  アボガド、クルミ

⑨ビタミン12(コバラミン)

 1948年までに単離されていなかったが、今では注射で補える。

 クローン病の貧血は、ビタミン12と対で摂取することによって
 効果がある葉酸が小腸で吸収されないことによって起こる。

 回腸切除で不足する~3ヶ月ごとに注射

 ・レバー、腎臓、イワシ、牡蠣、肉、卵、チーズ、ミルク

 動物からのみ摂取可。菜食主義者は注意。

 クローン病の場合、肉を摂らない食事療法は危険。

⑩葉酸、葉酸塩

 ビタミン12と供に骨髄で造血作用に作用する。

 この2種類のビタミンはDNA形成に携わる。

 ・葉物野菜、レタス、サトウダイコン、オレンジ、アボカド、
  全粒パン、ふすま、卵、生のピーナツ

  毎日タブレットをとれば問題ない。過剰摂取可

⑪ビタミンC

  組織を守る抗酸化剤 かなりの速さで再生を繰り返す消火器の組織を守る。

  潰瘍を治す。過剰摂取不可(禁断症状を起こす場合がある)

  自然発生的なアザ、貧血、ぶよぶよした歯肉

  大規模な調理施設のある病院、公共期間に勤務する人にビタミンC
  不足が見られることがあるが、新鮮な食材不足が原因

  ・イチゴ、かんきつ類、ピーマン、サラダ菜(生)、アブラナ属、
   ジャガイモ、ミルク

  調理、熱で壊れる

  蓄えることができなにので、毎日とる。

  寒いときはタブレットでとる

  拮抗作用のある薬~ステロイド剤、アスピリン、テトラサイクリン、
           インドメタシン、

⑫ビタミンK

 血液凝固に不可欠

 K1~吸収不良で不足
 K2~腸内細菌が変化することによって不足

2010年6月 5日

読書ノート38

④酸化防止剤~ガン化を予防する~ビタミンA、C、E、βカロチン

⑤ビタミンB1(チアミン)~ビタミンB群は消化に関わる。
水溶性。防腐剤でも壊れる。切り刻んだり、摩り下ろして3/4は失われる
全粒パン、小麦胚芽、パスター、米、イースト、牛などの腎臓、レバー、豚肉
胃腸炎を回復させる。食べ過ぎてもOK
サプリメント~タブレットをとれば十分

⑥ビタミン2(リボフラビン)炭水化物、たんぱく質の両方がうまく
消化されることに貢献
鉄、ビタミンB6、葉酸の吸収を促進する。
調理では破壊されない。直射日光で破壊される。
一般には過不足は問題にならないが、クローン病の場合は要注意

・牛乳とチーズ。レバー、腎臓、卵、小麦胚芽、ふすま、
サプリメント~毎日びたみんB群のタブレットを飲む。
過剰摂取の危険なし。一般には1mg/1日 
クローン病の場合は3~4mg/1日

口角が切れたり、舌が赤くなりひりひりする。
(ナイアシン、ビタミンC、鉄不足の場合もある)

⑥ビタミン2(リボフラビン)炭水化物、たんぱく質の両方がうまく
消化されることに貢献
鉄、ビタミンB6、葉酸の吸収を促進する。
調理では破壊されない。直射日光で破壊される。
一般には過不足は問題にならないが、クローン病の場合は要注意

・牛乳とチーズ。レバー、腎臓、卵、小麦胚芽、ふすま、
サプリメント~毎日びたみんB群のタブレットを飲む。
過剰摂取の危険なし。一般には1mg/1日 
クローン病の場合は3~4mg/1日

口角が切れたり、舌が赤くなりひりひりする。
(ナイアシン、ビタミンC、鉄不足の場合もある)

2010年6月 4日

読書ノート37

2、低栄養

・体重の減少・倦怠感・集中力欠如  思考力減退・筋力低下貧血
・タンパク質不足・寒気・風邪が治りにくい。傷も治りにくい

ビタミン、ミネラル不足で起こる症状

・口内炎・爪の横の皮膚のひび割れ・口角のひび割れ
・皮膚や口の中や目の下の粘液が白っぽくなる。・乾燥肌・青あざになりやすい
・爪の隆起・爪がもろく欠けやすい。・舌のひりつき感・髪の毛が白くなる

3、必要なビタミンを摂取するには何を食べたらよいか

①ビタミンA~レチノール(ビタミンAそのもの)~過剰摂取は不可  
βカロチンは植物性、水溶性なのでKO
      酸化防止作用がある。
      がん予防~酵素の活性化(補酵素)(松下)
        
      βカロチン~ にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、
             メロン、アプロコット、かぼちゃ
        
      ビタミンA~レバー、乳製品、卵、サケ、いわし、マグロ、魚の油    
        
      ※βカロチンは熱分解するが、ビタミンAはしない。

サプリメント~クローン病以外ではビタミンAのサプリメントは不要
        
       魚の油に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)は
       炎症を抑えるのでクローン病でよい効果を出している。

②ビタミンD(カルシフェロール)~脂溶性で火に強い。
                 カルシウムや亜鉛の吸収に必要。
                 マグネシウムの必要量を増やす。
  
  ・イワシ・ニシン、サケ、さば、マーガリン(熱硬化性油なので良くない。松下)    卵、レバー
         
   太陽光を浴びると皮下で作られる。

サプリメント~魚の油、または魚そのものを食べるのが良い。
       過剰摂取不可。妊婦は特に注意。

③ビタミンE(トコフェロール)~脂溶性 魚の油、植物にもある。抗酸化作用
                脂肪の消化、吸収力が衰えているので、
                多く摂取する必要あり。
                  
     小麦胚芽。そのたの植物性油脂、全粒パン、シリアル、バター、
     マーガリン、卵、ブロッコリー
                   
     加熱、冷却によって変質する

サプリメント~カプセル、錠剤、噛むタイプがある。3-4mgが良いとされるが、
       不足によるはっきりとした症状は報告がない。

<コメント>

著者は現代西洋医学の医師のせいか、ミネラル、ビタミンをはじめ、
栄養学については現代の栄養学に基づいて、書いている。

もちろん、ミネラル、ビタミンが補酵素であり、
その不足はあらゆる病気に関係している、

と言うわれわれの(超ミネラル水を信望している人々)主張からかけ離れている。

マーガリン、バターは健康に良くない、とは思っていないようだ。

しかし、読書ノートなので、そのまま、忠実にノートをとって行こう。

2010年6月 3日

読書ノート36

XⅡ よく食べよう

ビタミン、ミネラルが大切。サプリメントのほうが吸収がよいので、良い

1、クローン病の人が普通の人よりもよく食べなければならない理由

①食欲不振を補う(初期では普通の症状)

②消化管が傷ついている~消化と吸収が悪い

③小腸のはじめ部分で行われる脂肪の消化が中途半端
  回腸では部分的にしか吸収されず、腸の繊細な働きを鈍らせる。
  そのため、全体的に吸収作用そのものが低下する。
  白っぽい、量の多い便はその消化不良の脂肪とその他である

④回腸に炎症や潰瘍が多い
吸収されないのは、たんぱく質、炭水化物、脂肪だけでなく、
ミネラル、ビタミンも

⑤でんぷん質の食事(砂糖以外の炭水化物)
回腸につながる空腸がクローン病に罹患すると消化と吸収が減少する。

⑥結腸が罹患すると特にミネラルが大量に失われる。
普通は結腸の吸収がなされる部分で回収されるが、
余分な水分に溶け込んでそのまま先に送られる。

⑦急性の場合、嘔吐によって直接栄養分が失われる

⑧下痢も未消化の食べ物がトイレに流される

⑨炎症が活動期にあっては、発熱でエネルギーを失う

⑩タンパク質流質性腸疾患
健康なときでも、代謝にとって古い細胞とともにタンパク質は排出する
炎症では個の過程が活発になり、特に小腸において水分とタンパク質は失われる。

⑪術後
吸収、消化する部分が少なくなる

⑫低栄養状態では、それ自体が消化吸収機能を低下させる。
下痢がひどくなる。
亜鉛不足の原因にもなる

⑬亜鉛不足は味覚障害を起こし、食欲不振になる

⑭精神的な動揺
食欲不振、心配事は消化不良になる。
筋肉の緊張はエネルギーを多く消費する。


<コメント>

ミネラル、ビタミンの吸収不足が、クローン病をさらに

悪化させる要因になっているか?

2010年6月 2日

読書ノート35

③エリミネイション・ダイエット~個々の患者に対して食事からクローン病に
悪い食物を取り除くこと

2年ほどの緩解期をえられる

a,除外期
b,再導入期
c,悪い影響を及ぼすものを省いての食習慣の再構築期

・除外の段階

普段食べる物を食べられない
5日水以外摂らせない医師もいるが、栄養が大切なクローン病では、適切ではない。

a,洋ナシとラム肉だけの規定食
動物性たんぱく質と果物か野菜

b,ほんの数種の食品だけによる規定食
禁止食品~アルコール、コーヒー、紅茶、ソーダー、チョコレート、お菓子、
あめ、人口甘味料、砂糖を多く含む食品
  酢、ピクルス、香辛料を含むもの、塩辛いもの テイクアウト食品、
ソーセージ、パテ、カレー、燻製、ハム、レストランでの食事

c,稀な食品による規定食~ポーポー、キャビア、トリュフ、タピオカ、
ザクロ、松果、ヒヨコ豆、ガチョウ、ウサギ、鹿肉、かぼちゃ、
かぼちゃの種

除外の段階は3~4週間
摂った食品と症状を日記に書く。
悪い症状を感じたら成分栄養療法に切り替える。

・再導入の段階

それぞれの食品について、2日連続で摂取し、
不快反応がないか様子をみる。~頭痛、悪心、めまい、嘔吐

5種類以上あった場合~クローン病とは関係のない食物アレルギーの
可能性がある。

取り除くべき食品を特定する

・再構築の段階

低脂肪、高たんぱく、果物、野菜、甘いものを少なく。

良いと思われる食品~全粒パン(食パン、フランスパン)、ジャガイモ
(皮をむき茹でる)、玄米(消化がよくないので、好ましくない
~なら、なぜここに掲げるのか?(松下)
              
ミルク、バターを少々、オートミール、新鮮で加工していない肉、
魚(マグロ、サケ)、豆、レンズ豆、豆腐、厚揚げ(湯と通す)
  
甘味料の入っていないフルーツジュース、
新鮮果物、野菜(繊維が多いので、細かく切る。生はさけ、ゆでる。
              
かぼちゃ、白菜、ごぼう、レンコン、たけのこ、ぜんまい、セロリ、
パセリは繊維が多いのでさける。

<コメント>

先日の記事で一部抜けていたので、先日の記事を補足した。

脂肪過多、甘いもの、刺激性のものはダメ、とは糖尿病の食事の場合と似ていないか?
新鮮野菜を多く、もそうである。

何か、共通項がある~免疫系異常~微量ミネラル(超ミネラル)

トマト等特定の野菜はダメ、をどう考えるか?

繊維質過多はダメ、とは腸内での物理的作用の為か?

2010年6月 1日

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