8、 クローン病はどのように治療するのでしょうか
難治性炎症性腸管障害調査研究班~クローン病の治療指針(案)
~栄養療法を基本に薬物療法や外科療法を組み合わせる
※欧米では薬物療法が主体
(1)内科的治療
①栄養療法
牛肉、豚肉、鶏肉などに含まれる動物性脂肪、たんぱく質を
多く食べると悪化する。
魚の場合は悪化しない。
蛋白抗原を含まない成分栄養剤(エレンタール)は悪化させず、
状態を落ち着かせる。
エレンタール~
・アミノ酸から成る。(抗原が少ない)
・糖質はブドウ糖かデキストリン
・脂肪分の含有量が少ない~消化吸収がよい
・ビタミン、ミネラルは含まれる
・繊維分を含まない
初期治療には、理想体重1Kg当たり30~40Kg以上
の投与量が薦められる。
脂肪が少ないので必須脂肪酸欠乏症を起こすばあがある。
~点滴で補う。セレンなどの微量元素欠乏にも要注意。
維持療法~エレンタール投与に食事~低脂肪、低残渣食
~1500~1800Kcal(エレンタールで)
経口で20g~30g/日以下の脂肪
魚の脂肪は抗炎症作用があるので、魚食を多く。
香辛料、コーヒー、アルコールは禁止
狭窄病変がなければ繊維食物はOK
緩解期導入、維持に有効
※コメントは明日
