10、食生活の欧米化とクローン病
病気になりやすい遺伝子があるか?
遺伝子にわずかの違いがある~欧米の研究結果
~日本の患者ではその違いは認められない
潰瘍性大腸炎やクローン病にかかりやすい遺伝子はない
~欧米で認められているのに、どうして断定するのか?(松下)
炎症を起こしやすい性質はある可能性がある。
日本では20年来、15%/年増加~診断技術の発展だけでは説明できない。
~かかりやすい遺伝子でも説明できない
欧米の患者は日本より多いが、増加していない。
食生活の欧米化が原因。
動物性たんぱく質、動物性脂質過多 繊維過少 腸内細菌が変化
免疫反応が強くなる
炎症性超疾患、アトピー性皮膚炎などのアレルギーと無関係でない
~前書「クローン病」ではアレルギーと無関係、
と書かれていた。(松下)
炎症反応が起こりやすい性質の人~食生活の欧米化、腸内細菌の変化、
タバコ、経口避妊薬、ウイルス感染などの環境因子で、発病する。
レミケードを500人に投与~膿瘍の悪化による敗血病、
癌で5名が死亡。(アメリカ、メーヨークリニック)
治療の目的
~・早期の緩解導入・長期の緩解維持・QOL・長期間の安全性
● 栄養療法との併用で、抗サイトカイン療法、
免疫抑制療法の治療効果が高まる
● 抗サイトカイン・免疫抑制療法にはリバウンド現象が
あるので,栄養療法を併用する
● 抗サイトカイン療法・免疫抑制療法の頻回または
長期継続投与では感染症(結核,ウイルス感染など)や
悪性腫瘍(リンパ腫,癌など)発生のリスクを念頭に置き,
汪意深く適応を決める
● 妊娠・出産を希望する場合には栄養療法の安全性が高い
● 小児期クローンでは栄作障害を伴うので,栄養療法が優先である
● 通過障害がある場合は,栄養療法が実施できるように
するため内規鏡的処置や外科療法が必要になる
※コメントは明日
