Q22ろう孔とはどのようなものですか?
周囲の臓器との異常な通路
外ろう~腹壁や肛門の周囲にできるろう孔
内ろう~腹腔内の臓器同士のろう孔
クローン病は全層性の炎症性変化を特徴とするので、
ろう孔を合併する頻度は高い。
腸と腸とのろう孔は、食べ物がバイパスを通るので、
吸収面積が減り、高度な消化吸収障害が起こり
炎症がひどいことが多いので、手術になる。
腸と膀胱のろう孔は、繰り返し尿路感染がおこり、
内科治療で治せない場合は、手術
腸と腹壁などの外ろうでは腸液が多量に漏れ出ることがある。~手術
Q23味覚異常は見られるか?
亜鉛不足で味覚異常
脱水状態で舌が乾くと味覚異常
中心静脈栄養法で糖分が多い栄養を長摂っていると味覚異常
Q24 腸管外合併症とは?
小腸、大腸以外の部分に見られるクローン病
アフタ性口内炎
口蓋から頬粘膜に掛けて浅い潰瘍が出現し、
腸管病変に類似した敷石状を呈することあり。
口角炎、口唇、口腔粘膜の潰瘍~ビタミンB1や栄養状態の低下で起こる
結節性紅斑はクローン病の15%にみられる。
胆石の合併頻度は高い。~広範な回腸病変、回腸部分切除、
回腸のバイパス術後13~34%にみられる
胆汁の腸肝循環が阻害され、胆汁喪失量が増加するので、
胆石が出来やすい。
