Q32,非乾酪性類上皮細胞肉芽腫とは?
大腸、小腸の組織を丹念に調べて初めて見つかる
Q33,除外診断するべき疾患にはどのような疾患があるか?
潰瘍性大腸炎、超結核、虚血性大腸炎、腸型ベーチェット病、
エルスニア、ニサキスなどの感染による急性回腸炎、
単純性小腸潰瘍、慢性出血性小腸潰瘍
Q34、発病当初は潰瘍性大腸炎と診断されたのですが、
その後クローン病の診断に変わったのはなぜか?
潰瘍性大腸炎は小腸に病変がないので小腸に病変があった場合は、
検査すべし。
潰瘍性大腸炎はびまん性に粘膜の「ただれ」がみられるが、
クローン病では飛び飛びに病変が見られる。
小腸、肛門病変、痔ろうはじめは潰瘍性大腸炎のようにみられるが、
後にクローン病に変化する場合もある。
Q35、臨床血液検査は必要か?
緩解持続の確認、再燃、合併症、薬の副作用などの発見が目的で、
血液検査が行われる。
血清アルブミン、コレステロール、CRP、血中ヘモグロビン、
白血球数、血沈値
肝機能検査、膵機能検査、電解質、血糖、尿酸値、微量元素
(亜鉛、セレンなどの超ミネラル)の測定も必要
Q36、炎症所見はどのようなものがあるか?
緩解持続の確認、再燃の早期発見に役立つ
CRP(C-reactive protein)~炎症性疾患や体内組織の
壊死にとり増える急性期の反応淡白~サイトカインの作用
により肝臓の細胞で作られる。
6~12時間以内の早期に上昇24~48時間でピークに達する。
炎症が落ち着くとすぐに血液中濃度が下がる
白血球数、血小板数、血沈値の増加も炎症の目安
