おはようございます。多くの皆様が、よいお正月をすごされたものと思います。私は31
日に風邪を引きまして、今時点でぐずぐずと引きずっています。年に一回しかない貴重
なお休みを無為に過ごしてしまいました。ただ、軽いので、頂きましたご注文の発送は
すべて終えましたのでご安心ください。
さて、少し長くなりましたが、今週も引き続き「メタロミクスフォーラム」に関してです。
理解できない部分が多いと思いますが(私もそうです。)先端科学ではこのようなことを
行っているのか、と感じ取っていただけるだけで良いものと思います。このシリーズは
次回で終了の予定です。ではどうぞ。
(番号は先週からの通し番号です。)
11、「メタロミクス研究を支援するアクティブポリマーモノリスの開発と応用」
生体内のたんぱく質の3分の1は金属と結合している。生体内にはまだ未知なる
金属酵素が存在している。タンパク質の探索~抽出→濃縮・精製→タンパク質
相互の分離→高感度定量(ICP-ms)→生体分子の同定mgレベルの微量試料
の分析する技術の開発が必要である
①極微小試料での分析②複雑な混合試料の迅速化③分析装置の併用による
高度情報の収集と解析を目的として、モノリシカラム技術を基盤とする次世代の
総合科学計測システムに取り組んできた。
モノリス~三次元的に連続した孔空材料。元素情報と分子情報が同時に得られる
ため、金属酵素、金属タンパク質、リン酸化タンパク質の探索に利用できる。
ほとんど理解できないことばかりだが、複雑な生体組織の分析技術の高度化に
向かって努力が払われているようです。
12、「微少化スペシエーションによる金属結合タンパク質の分析」
100nLの試料~2000個の細胞1~5nLでの分析が可能
13、「ファイトレメディエーション用重金属蓄積植物に蓄積したCdとAsの放射光蛍光
X線イメージング」
細胞レベルの生体中微量金属の非破壊化学形態分析が可能
14、「新しい微量元素分析技術(ECRIS-MS)による生体内金属元素探査への応用」
一般にはイオン化は資料を気体、固体で行うが、ここでは液体で行うことを目指す。
液体資料導入装置
15、「カチオン性制癌白金錯体のDNAとの相互作用様式」「シスプラチン耐性がんに
効く白金(II)錯体」
抗がん剤の有効性に疑問を持つ私にとって、未だこのような研究がなされている
ことに意外性を覚えました。分子レベルのこのような研究は、実用化には相当
時間がかかるでしょうから、「超ミネラル水」をはじめとした他の治療方法の実用化
の速度の前に、無意味になるでしょう。細分化された科学研究が徒労に終わる
事例になるのではないでしょうか。
16、「神経変性疾患と金属イオン」
バナジウムの無機化合物と有機錯体が虚血後の神経細胞死を抑制する。
バナジウム化合物はチロシンホスファターゼを阻害することにより、インシュリン
受容体チロシキナーゼを活性化し、血糖降下作用を有することは知られている。
バナジウム錯体が脳室下帯と海馬顆粒下層での神経前駆細胞の生存と成熟
神経細胞への文化を促進することを発見した。バナジウム錯体が神経保護と
神経新生促進効果を有することが明らかになった。
すでに、アサヒ飲料の「富士山のバナジウム天然水」の他多数が商品化されて
います。株式会社生体微量ミネラル研究所の橘田力のバナジウム研究が基礎
になっています。(1997年橘田水(富士山伏流水)が糖尿病に効果があることを
発見)
このような地道な基礎研究が「超ミネラル水」について是非必要と思います。
以下、次週。
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