超ミネラル水ショップ 読書ノート 桜井 弘 著 「金属は人体になぜ必要か」 |
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「金属は人体になぜ必要か」(1996~2003年 6版 256P) 桜井 弘 著 1、老化とともに増える金属と減る金属がある。 2、カルシウムとマグネシウムの比が1対Ⅰだと死亡率がへる。 飲料水中の硬度(ミネラル分の含有量)が高くなると、循環器系の死亡率が下がる。 3、血液中のセレン濃度が高いと乳がん死亡率が下がる。(セレンは高濃度では毒である。) 4、ストレスが高まると、亜鉛濃度が低下し、銅濃度が高まる。 5、生命の原型 ① 大気中で雷などのある条件下で、窒素 酸素 二酸化酸素 水(水蒸気)などを原材料としてアンモニア メタンなどを簡単な有機物がつくられ、これらを材料としてアミノ酸が作られた。 ② これらのアミノ酸が(アミノ酸は隕石の中からも多数見つかっているので宇宙からの物もあったと考えられる) 海に落下して海中の火山のエネルギーを利用して、たんぱく質が合成された。 ③ この中から自己複製するたんぱく質が表れ、つぎにより確かに自己複製するDNA RNAがあわられ、 つぎに外界と自己を区別する幕(脂質)が形成され次第に生物として形付けられた。 ④ この海中での合成反応は、金属を触媒として使われた。(現在人が利用している触媒の多くは金属化合物である。) ⑤ 簡単な初期のたんぱく質やDNAは金属を触媒として作られたが、次第に複雑なものを作るために 触媒の働きをもつたんぱく質が作られ、生物はいわゆる「進化」の過程に入っていった。このような働きをもつたんぱく質を 「酵素」と言う。酵素はある特定の数種のたんぱく質等の生体物質の合成にしか関与しないから、「進化の過程は酵素の開発過程」ともいえる。 (この項は、「生命と地球の歴史」 岩波新書 丸山茂樹 磯崎幸雄著を基に、松下が作文しました。) 6、微量ミネラル(金属)はたんぱく質などの生体をつくる巨大分子(高分子)のなかに、含まれないか1個または数個しか 含まれていないので極微量しか必要ないが、1つでもかけるとその働きをしない。 7、難病の治療や診断に用いられる金属 ① 貧血と銅・コバルト 腸から吸収された鉄は銅を含むたんぱく質の助けを借りて、骨髄造血系におくられる。 コバルトを含むビタミン12は酵素の働きを高める補助酵素としてはたらくが、造血系においてヘモグロビンの合成に関係している。 ② がんとプラチナ(白金) 1965年アメリカで開発された抗がん剤、シスプラチンはプラチナを含んでいる 日本では1985年から使われたが、毒性が強いので、1990年からより少ないカルボプラチンが使われている。 ガン細胞のDNA複製を阻害するが、正常細胞にも作用する。 ③ リウマチと金 間接の骨液組織の炎症と軟骨のコラーゲンなどの細胞間物質の崩壊が原因。金製剤はコラーゲンなどに結合して たんぱく質の分解を抑えたり、炎症をおこす物質に直接結合してそれらを不活性させる。 ④ 糖尿病とバナジウム インシュリンと同じような働きがあるので、インシュリン依存性糖尿病に効果があると期待されているが まだ、臨床にはもちいられていない。 糖尿病は微量元素の過不足によって起こるかもしれない、と言う幾つかの根拠がある。 糖尿病は尿の排泄量が多くなるが この時カルシウム、マグネシウム 亜鉛も排泄されるのでこれらの ミネラルを多く含む食事を摂ることが必要である。 ⑤潰瘍とアルミニウム・亜鉛 ⑥慢性肝炎とゲルマニウム 8、高たんぱくの食事は代謝を促進するため、尿の排泄量が多くなるため、そこに含まれるミネラルのの排泄量も多くなる。 「金属なしで生きられない」(2006年 106P) 1、酸素濃度の高い保育器の中で育てられた未熟児に見られる網膜症の原因は酸素分子である(20世紀後半) 2、食物によるエネルギー摂取量のうち脂肪からのエネルギー摂取量が25%を超えると、動脈硬化を起こしやすい。 アメリカ、ドイツ イギリスでは40%を超え、日本での次第にたかくなり、26%になっている。 3、活性酸素を不活性化するスーパージスムターゼ(SOD)を体内に多く持つ動物ほど寿命が長い。 SODは銅、亜鉛、鉄、マンガンを含む。過酸化水素を除く酵素には鉄、セレンが含まれる。 <コメント> 「金属は人体になぜ必要か」は、アメリカに遅れること20年、日本でもようやく栄養素としてのミネラルに注目が向けられようとしている時に 出版されました。化学者の目から見たミネラルの生体における働きを知ることが出来ました。 |
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