超ミネラル水ショップ 読書ノート 帯津良一(監修) 「がんを治療する食事療法」 |
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| 「がんを治療する食事療法」(2004年~2007年 191P) 帯津良一(監修)
1、信念としての食事療法(上野圭一) ① 解放系としての人間 ・外部から入力される情報、エネルギー、物質を処理することに不具合が起こった時の人の反応が病気である。癌も例外ではない。 ・その不具合が起きる原因は私たちの<こころ>に起因する。多くの場合、価値観や欲望の制御にかかわる私たちの信念の体系である。 ② 病気を癒す信念体系 ・高度な意識を持つ人は信念(=信仰)に頼らざるを得ない。そこから自由になることは出来ない。 ・人を細胞の集まり、分子の集まりとみる機械論的人間観からすれば、病気の治療は部品の交換、修理と同じくなり、外科手術、薬、化学療法 放射線療法がその手段となる。ここでは「検査結果の数値がある範囲以内」であれば「健康」と定義されます。 ・病に至る、あるいは病を癒しやすい信念体系とそうではない信念体系がある。 ・病を癒しやすい信念体系は「愛」「慈悲」「自然」「宇宙」「神」「仏」「スピリッツ」を認識し、崇拝し、感謝する態度である。 ・ホリスティックな観点を持つことで健康を実現しようとする<ホリスティック・ヘルス」の思想はそのような信念体系の一つである。 ③ ホリスティック ・「全体には部分の総和以上の働きがあり、それを論じる為には部分ではなく、全体を見る原理的な思考が必要である」(J.C.スマッツ*1970~1950) ・<ボディー><マインド><スピリッツ>が有機的に関係する。 ・WOHの<健康>定義の改正案 「健康とは身体的、精神的、霊的、社会的に十分満足のいく動的な状態をいい、たんに病気または病弱が見られないことではない」 ・ホリスティック・ヘルスの考え方 自己を中心とすると、 ●環境(住まい、労働、地域、地球、収入)、 ●身体(運動、疲労と休息、食事、体質と遺伝、性別) ●家族(家族、友人、職場と学校、地域社会) ●精神(性格、才能と適正、思想、ライフサイクル、自己実全 の有機的コントロールが良い状態を言う。 ④健康と治癒の五大条件 ・深い深呼吸 ・自然な食事 ・労働 ・肯定的な想念 ・強い絆 ⑤食事療法は信念体系で選ぶ ・食事療法は信念体系の産物である~信念体系とは無縁のメニューやレシピの選択ではない。 ⑥それぞれの食事療法の比較 ・マクロビオティック~桜沢如一(1893年~1966年)中国医学の思想、近代科学の思想を取り入れる。 玄米菜食を基本とした食生活法。 ・幕内式食事療法(味噌汁、漬物、野菜、魚) 2、幕内式食事療法~健康の基本は日本古来の粗食にある ①現代型栄養失調 ・運動不足に起因する摂取エネルギーの過剰 ・パン、牛乳、油脂類、砂糖、肉類摂取過剰 ・ビタミン、ミネラル不足 ・便秘気味 ・食品添加物、水道水の有機塩素化合物、農薬 ②玄米は消化が悪く、毎日は食べずらい。胚芽米は胚芽を70%以上残しているし、白米に近くて食べやすい。 ③大豆の消化率は60%であるが、味噌などの発行したものは80%である。日本食に不足がちなたんぱく質を摂取できる。 (速醸法があるので、よく選ぶこと) ④漬物も欠かせない。ぬか漬けは乳酸菌が含まれて場内細菌を整えるのに有効 ⑤季節の食材をとること。 ・春には苦いものを食べたほうが良い(ぜんまい、わらび、たけのこ) ・トマト、きゅうり、レタス、すいかは夏 ・芋、くるみ、銀杏、栗、きのこは秋 ・レンコン、ごぼう、だいこん、ねぎ、ニンジンは冬 ⑥動物性食品は肉より魚で摂る~あじ、さんま、さば等の大衆魚がよい。(高級魚は養殖ものがある) 卵は地鶏ものにすべし。 ⑦食後の一服は胃に優しい番茶で。 ⑧作り方~略 3、中国食養生「薬膳」~略 4、マクロビオティック~長く思い切り生きるための理論と方法 ①食の三大原則 ・身土不二の原則~国産で季節のもの(バナナ等熱帯産を食べない。) ・一物全体の原則~皮は出来るだけむかず、葉、茎、ひげ根等全部調理する ・陰陽調和の原則~体質にあった食事、砂糖と肉食と乳製品の排除(果物は体を冷やすので、体質によっては控える) ②癌は陰陽のバランスの崩れにより発生。癌は陰性だから ③「自然食品」を選び、素材の味わいを楽しむ。 ④少量が基本でよく噛む~30回~100回 ⑤玄米菜食の調理方法は多彩で工夫されるようになったので、大いに楽しめる。 ⑥マクロビオティックの調理の基本 ・皮をむかず、芯や根も工夫して食べる ・ゆでこぼさず、あくを抜かない。 ・穀類は白っぽいものより黒っぽいものを食べる。 ・体質や体調、季節によって調理方法を工夫する。 ・心をこめてつくる。 ⑦作り方~略 5、アーユルヴェーダ~インドの伝統医学に基づいた食事療法~略 6、ゲルソン療法~自然治癒力を向上させる食事療法(ドイツのゲルソンが1930年に考案) ①がんは全身病である ②ファイトケミカルで自己免疫力アップ ・野菜には抗酸化作用が強いファイトケミカルが多く含まれている ・簡略化され実践しやすい星野式ゲルソン療法 塩分、動物性たんぱく質、脂質を制限する。 野菜ジュースを飲む。 ③作り方~略 7、漢方がゆ~帯津医院で実施されている食事療法~略 8、現代栄養学に基づく食事~略 9.自然治癒力を高める食生活 ①癌は不治の病ではない。 ②自然治癒力は西洋医学では<例外><奇跡>と捕らえているが、その低下は再発の恐れあり。 ③食事は生命の源 ・食事だけで癌を克服することは難しいが、1日三回どのような食事が自然治癒力を左右する。 ・どれが最も優れているか断言できない。神経質にならず、楽しんで、感謝して食べることが大切。 ④癌を防ぐ食生活の第一歩は食材選びから始まる。 ⑤自然治癒力を高める健康食品を利用する。 ・厚生省は1987年機能性食品=「生体防衛、体調リズムの調節などにかかわる機能を、生体に対して十分に発現できるように設計された 日常的に摂取される食品」を提唱した。 ・2001年に同省は同省が認可する「特定保険機能食品」を、認可のない「栄養機能食品」と区別して制度化した。 ・科学的根拠はなく、効果も測定できないが、確実に効果がある場合もある。高価なものは避ける。 ・人に勧められて多数ためすより、決めたものを継続することが大切。 ⑥食事をおいしく楽しく食べて生命エネルギーとする。 ・食事は人生の楽しみ、喜びが自然治癒力を高める。 ⑦食事をおいしく食べる5つのポイント ・味のバランス ・料理の温度 ・料理の彩り ・食感 ・環境 10、自分の食に対する考え方をかためよう。 ・これらの食事療法は互いに反するところもあるが、優劣はないので自分にあったものを選択し、 継続することが大切。神経質にならず楽しむことが大切。
<コメント> 多くの識者や闘病体験者が具体的メニューのある食事療法を出版しています。そんな中にあって、上野圭一氏は 食事療法はレストランのメニューの選択ではいけない、と述べています。 「病気を癒す信念体系」~信仰心が必要であると言っています。 しかし、これもいざ実行となると難しいように思えます。トライ アンド エラーを繰り返すわけにも行きません。 多くの書物等の情報を得て、自己の人生体験、そして体質を熟慮して信念を固めて行く以外にないように思えます。
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