超ミネラル水ショップ 読書ノート アンドルー・ワイル著 「心身自在」 |
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アンドルー・ワイル著「心身自在」 1999年 398P Ⅰ変える力 1、人は変われる 自発的治癒力を高めるための「8週間プログラム」の実施の仕方をガイド ①冒険旅行の準備 1970年、国立精神衛生研究所を辞職。都会生活から、大自然生活。一人、ヨーガと原稿書き。 19071年~1975年=旅行記を書く。 アマゾンへのシャーマン的ヒーラーを探す。~「人が治る力」を援助する方法を探す。 高脂肪食品、コカコーラとアルコールが好きだった。~階段を上る時にあえぐ。花粉症、アレルギー体質、じんましん、偏頭痛 自然治癒力を自在に使いこなす医師になるためには、アマゾンへの旅は必須であり、その他には、大自然での生活可能な体質にすることが 不意可決である、誓う。~メキシコ南部での準備~体重減少、偏頭痛なし、アレルギー克服、日焼けする(火傷ではなく) 食生活、運動習慣、ストレス対処法、呼吸法を改善する。 ストレス、有害な環境から、自分を守れる方法は、自分自身の治癒系だけである。 ②動機付けが鍵だ。 著者の場合~治癒力の医者になりたい→アマゾンへヒーラーを探す旅に出る→自然の中で生活できる体質に変える ③読者からの手紙 2、健康と治癒の基礎知識 ①構造的観点と機能的観点 健康とは、<全体>であり、<バランス>であり、くじけることなく、生の要求にこたえられるだけの、<弾性>のことである。 健康は<静的>なものではない。 体の平衡が破れた時、治癒系が働き再生しようと動き出す。 治癒とは、何らかの健康の<破れ>によって、スイッチが入る自動的プログラムのことである。 治癒系は体の<機能的>システムであり、神経系や筋骨格系のような<構造的>システムではない。 治癒と言う機能は、西洋医学で知られている全ての<系>の総合作用に依存している。さらに、心をはじめ、非物質的な要素にも影響される。 中国医学は体の諸機能を詳細に観察し、それぞれの機能同士の関係を明らかにした。発見した重要な機能~防御 扁桃、アデノイド、リンパ節、虫垂、胸腺、脾臓~無機能、退化、瑣末としてきた~西洋医学 本人の同意もなく、ついでに虫垂をきられ、請求書の明細をみて初めて本人が気付くことも珍しくはなかった(1960年代) 1950年代には子供の胸腺を「肥大」としてX線療法で退縮させた。 霊芝はガン細胞やウイルス感染細胞を免疫的に破壊する作用がある。 生命のもっとも基本的なレベルであるDNA分子にさえ自己修復機能がある。自己の損傷や機能不全を認識し、損傷部分を除去し、無傷の分子に再生させる 能力がある。二重螺旋の一部が太陽の紫外線により損傷を受けると、その損傷部分を特定し、特殊な修正酵素を作り出すことによって、其れを修復する。 傷の修復などの組織的レベルにおける修復や、感情的なショックから立ち直らせる精神的な領域にいたる粗夜レベルにおいて、治癒系は機能する。 ②治療は外から、治癒は内から 1996年7月号「ネイチャー・ジェネティックス」~先天性免疫疾患で4歳までいきられないとされた少年が13才まで極めて健康。良心から受け継いだ欠陥遺伝子が 正常になった。 ADA欠損症の治療~抗生物質投与、ADA投与、骨髄移植 たった一つの血液細胞から着手して、母方の遺伝子を相手に、こつこつと修復作業をやってのけた~自発的治癒 治療の狙いは治癒系のブロックを解除し、治癒系が自由に働けるようにすることである。 <治るとは・例> かなり深刻な細菌性感染症に罹患したとします。 抗生物質の点滴、回復、退院~治したのはなにか?~抗生物質ではない!!! 抗生物質は免疫系が本来の責任を引き受け、仕事を引き受けることが出来るほどに、進入する細菌の量を減らしたに過ぎない。 全ての治癒に共通する最終要因は治癒系にある。 最良の治療とは最小の治療-最小の侵襲・最小の費用-自発的治癒力を賦活させる治療 治療より予防 ③早すぎる死を避けるために。 長年にわたり、賢く食べ、適度に運動し、治癒系の要求に沿った心身の使い方をしてこなかった。40代で顕著にその影響が現れる。 多くに人は、大病に会っては、何とかして自立性を維持して、入念な行動計画を練ろうとしているうちに、力尽きてしまうのだ。 元気なうちに、大病になったら、どうするかをを考えておくべきだ。 8週間プログラムは、その転について役立つように出来ている。 ④治癒の物語 予後の告知に耳を貸さない 3、健康の全体像 ①人間の三大要素(身体性、精神性、霊性) 現代の医師は霊性を無視している。 精神医学は精神障害が脳の化学作用の障害の結果であり、薬剤だけが有効である、と考えている。 霊性と宗教の相違~身体がなくなった後にも存在するもの。宗教は霊性を組織化する。 いかなる宗教の信条とも対立するものではない ②心臓発作のリスクをへらすには 冠動脈疾患はライフスタイルから来る病気である。~ライフスタイルが異なる他国(低開発国)では見られない病気である。 コレステロール過多が原因ではない。~動脈内膜の劣化を修復する材料がコレステロールである この劣化の原因はビタミンC不足 ビタミンCを自分で作ることが出来ない豚、モルモットだけがこの病気に罹る。人も同じである。 許す心は許す相手を癒すばかりでなく、当人の冠動脈をはじめとするからだの多くの部分をも癒してくれる。 目標が特定されていても、部分ではなく、全体に関わっていかなければならない。 治癒系の機能を最適なものにするには、身体性、精神性、霊性の向上の為に、出来ることを全てやらなければならない。 ③霊性が健康を支える。 ④呼吸の仕方を変える パーキンソン病を「呼吸バイオフィードバック法」で克服した。 4、なぜ8週間なのか ①自然療法の効き目が遅い理由。 骨関節炎~食事療法(オリーブ油、月見草油、全粒穀物、青さかな、しょうが、うこん) 水泳 炎症は自然な治癒反応である。(免疫活動である)~プロスタグランジング(ホルモン)が過剰免疫を調整する。 炎症剤はプロスタグランジングを拮抗する。しかし、副作用がある。毎年、何千にと言う患者が炎症剤(NSAIDS)で胃出血で死亡している。 リバウンドがおきやすい。 自然療法では~ゆっくりホルモンバランスを変えることにより、ホメオスターシスが保てるので、副作用やリバウンドが起きない。 ②ある弁護士の場合 習慣を変えることは難しい~動機付けと決意が大切。 ④インターネット中毒者の場合 Ⅱ8週間プログラム 大変<かっちりと>組まれたプログラムで、完遂するのは並大抵のことではないように思われる。アメリカ人と日本人のライフスタイルが大きく異なるので そのまま真似る必要はないと思います。(多くの日本人ならすでにライフスタイル化している部分もあるからです)ここでは、気付いた点のみを、無作為に 列記します。ある疾患を治癒するために、このプログラムを取り入れることを検討してみようと思われる方は、是非、本書籍を精読されたい。(松下) 5、第一週 ・食品購入の時はラベル表示を見ること~添加物が含まれているものを買わない。 ・ビタミンCのサプリメントを1000~2000mgとる。~結合組織の損傷を修復させる。分子レベルから気管レベルまで全ての治癒系に働きかける。抗酸化作用。 無害である。腎臓結石を誘発することはない。過剰は腸をいためる可能性がある。 ・10分歩く ・油はオリーブ油にする。 ・マーガリンは使わない。バターも最小限にする。 ・全粒穀物で複合たんぱく質の摂取を増やす。野菜、果物を増やす。ブロッコリーを勧める。 ・魚はさけ、いわし、さんま、にしん、さば 自分の呼吸に注意を向けるだけで、自然にリラックスでき、瞑想状態に近づけ、自己の生命的な本質、非物質的な本質にアクセスできる。 サプリメントの価値~乳がんを克服 6、第2週 ・複合カロチンのカプセル剤を飲む。 ・公園など緑の多いところに行く。 ・ニュースを絶つ ・飲料水をチェックし、必要なら浄水器を供える。塩素のにおいのする水を飲んではならない。 ・大豆食品をとる。イソフラボン。枝豆。 ・緑茶 カテキン ・イメージ法はどんな症状にも効力を発揮する。心に強く訴え、感情が高まるイメージを抱かなければ、治癒系を活性化しない。 ・ニンジンで視力回復 7、第3週 ・電気毛布やホットカーペットはやめる。 ・ビタミンE、セレニウムのサプリメント ・20分の徒歩 ・ストレッチ運動 ・宇宙と息を合わせる呼吸 ・花を生ける。農園 ・「食品中の残留農薬の量は健康を害するものではない」(科学者と役人)~許容量が急性中毒に対するリスクを基に算出されている。免疫系や治癒系に対する 長期の損傷について一切考慮がない。 ~複合汚染の可能性について考慮していない。 ・電磁波、放射線による損傷。~人体に与える放射線の量は微量であり、問題にするに当たらない、と主張する人を信じてはならない。 ・電子レンジ ・携帯電話については、まだ判断データがない。容器はガラスか陶器、 8、第4週 ・ニンニク~心血管系に対する強壮効果。長時間続けると、免疫系、治癒系を強化する。錠剤はNG、生良い。 ・睡眠剤は危険 ・呼吸法~4(停止),7(吸う),8(吐く)の呼吸法 1日2回以上行うこと。 「自発的治癒」の概念が欠如していることが、現代医学の災害の欠点である。 思考の中に「自発的治癒」と言う概念が打ち立てられることが重要である。 命は物質界を超えて存在する、と言うことを想念せよ 命は他の生物の犠牲の上に成り立つ。生命形態の循環に思いをはせよ。食べることへ、感謝をささげよ。 ~古代アジアの思想家~その先に自由と安らぎがある~至言 ・肝臓にチャンスを~慢性肝炎~免疫抑制剤を拒否し、自然療法で半年後に回復。抗生物質のミノシンが原因だったかもしれない。 9、第5週 ・20分のサウナ、大量の水を飲む。 ・ショウガ ・ふいごの呼吸~運転中の眠気解消に役立つ。寒い時に体を温める ・これまでに学んだ呼吸法~①、呼吸を見守る ②呼気から始める ③宇宙と息を合わせる ④くつろぐ呼吸 ⑤ふいご呼吸 ・呼吸法のコツ~持続、漸増、蓄積 ・音楽 ・フルーツ断食 ・ジンジャーパワー 10、第6週 ①、現代医学は汎用性のある治療方法を疑う。特異的に効果のある治療法をよしとする。中国医学の上薬は「万能薬」である~朝鮮人参、霊芝 ②強壮剤 ・パナクス~パナシーア~全てを癒す(ギリシャ語) ・アジアニンジン~興奮作用が強い ・アメリカニンジン~適応素的な性質が強い。(ストレスに抵抗力を示す)~この天然薬をまともに取り上げなかった理由は、「万能薬」と言う看板であった。 ・下垂体、副腎系に効果のある活性成分に富んだ植物であることが解っている。 ・舞茸 1980年代、人工栽培可能になる~抗癌作用、抗ウイルス作用、免疫力強化、血圧、血糖値を下げる ・緑の温野菜~ビタミン、ミネラルが豊富 11、第7週 ・ボランティア活動 12、第8週 ・水断食 13.第9週以降 ・第8週までのプロジェクトをこつこつ実行すること ・ブロッコリー、魚、無農薬野菜、果物、大豆食品、全流穀物、緑色野菜、ニンニク、ショウガ ・ビタミンC、E、A カロチン ・ウオーキング、ストレッチ体操 ・呼吸法 ・花、音楽、美術 ・治癒について思い浮かべる(思考) ・対人関係~許すこと Ⅲ、オーダーメイドの処方箋 ①太りすぎの人に~脂肪は病気や飢餓の時の保健である。食料を減らし、運動する。 無脂肪は無カロリーではない。 総カロリーと運動量に注意を払う。人口甘味料は不可 簡単に痩せられる方法に飛びつかないこと 不安解消 自分の体をあるがままに受容すること ②心血管疾患のリスクのある人に ・アテローム硬化 ・禁煙 ・カルキ(塩素)臭いのある水は飲まない。 ・肉食減、魚OK ・全粒穀物、砂糖不可 ・加工食品不可 ・ニンニク、タマネギ、唐辛子、緑茶、しいたけ、サケ、いわし。 ・食事を楽しむ ・サプリメント~ビタミンB、C、補酵素Q ・鉄欠乏性以外の人は鉄分のサプリメントを摂ってはいけない。鉄はアテローム硬化のリスクファクターである。鉄は酸化作用が強いので、 コレステロールの酸化を促進し、その有害性を高める。 ・運動 ・人との良好なつながり、許すこと 14、がんのリスクのある人に ・国立癌研究所~がん死亡要因の35%は食生活にあると認めている。 ・それでも、科学は癌の蔓延と農薬、殺虫剤との関係に目を向けていない。 ・細胞の悪性変異は絶えず起こっているが、体が其れを認識して、排除している。 ・免疫監視説の弱点~免疫が抑制されると、発生するがんのタイプに異変が起こる。 ・エイズ患者、臓器移植を受けた人~白血病、リンパ腫、皮膚がんに罹りやすい。肺がん、前立腺がん、乳がん、大腸癌に罹りにくい ・免疫系がなぜ全てのがんに等しく排除しないのだろうか?~免疫抑制が働いても、一部の免疫応答は機能している(仮説) ~他の方法、例えば、細胞変異が生じた場合、細胞は自殺するようにプログラムされているのかもしれない。 ・ピーナッツ、セロリ、もやしは発がん性がある。 ・漬物、燻製、こげた焼き魚、人口甘味料もNG ・全粒穀物、高線維食物、野菜、ブロッコリー、トマト、ニンジン、大豆、ニンニク、ショウガ ・運動 ・精神性、霊性 1997年アンドルー・ワイル 15、訳者あとがき ・タイムなどの保守的なメディアからは、超ベストセラー作家に対する揶揄と言う反応異常に、危機意識が透けて見える。国民の健康を左右する 医療の枠組みが、更にいえば、科学のパラダイムが音を立てて変わるつつあることへの、保守陣営の危機感と焦燥感である。 ・1992年、国立衛生研究所(NIH)に「代替医学局」が設置された。 ・1997年、アリゾナ大学医学校統合医学部発足、いご十数校で「統合医学部」が発足される。 ・全米125校の医学校で「代替医学」を追加される。(ハーバード大にもあり) ・1972年から訳者はワイルをウオッチ。 ・何よりも患者を害するな~ヒポクラテス ・テクノロジーへの過剰な依存、産、学、官癒着に現れる経済優先主義といった、医学界の病理、社会病理を癒すための処方箋である。 ・自然治癒力を現代医学の研究、教育、臨床の場に持ち込むこと、が博士の目的である。 ・本書そのものが「癒す心、治す心」の読者の要望によって書かれた。 16、文庫版あとがき ・1997年「第一回国際代替医療シンポジュウム」東京大会 欧米では1970年代後半から、代替医療は注目され始めた。 ・19999年代替医療調査室の設置(厚生省) <コメント> 「訳者あとがき」によると、著者のホームページ(http://www.drweil.com)は100万/月のアクセスあるそうです。前書「癒す心、治る力」は「ニューヨーク・タイムス紙」 のベストテンになり、1年3ヶ月間ベストテンを維持したと言います。アメリカの国立衛生研究所が1992年に「代替医療調査室」を設け、代替医療について 調査を開始した時は、「どうせ、無知な人が怪しげな情報に騙されているのだろう」と思っていたが、代替医療を利用していた人々は、 ほとんどが社会的に地位のある人々であったと言います。現在の攻撃的で、経済主義におかされた現代医療に疑問を抱いている多くの市民が 代替医療に期待を寄せていた証でした。その後アメリカ代替医療調査室は、代替医療情報センターに拡充され、予算2000億円/年という 国家的プロジェクトとなり、多くの医学校には代替医療を研究し、教育するようになりました。 日本では厚生省に働きかけがありましたが、国家的組織は現在はありません。「統合医療学会」「補完医療学会」という2つの学会がありますが、 いずれも、市民的運動の背景に乏しく、世界の趨勢に遅れまいとする学者の焦りから組織されたように見えます。 本書は、「癒す心、治す力」を指示した多くの市民の後押しによって書かれたといいます。8週間の具体的プログラムが書かれています。 これを継続して実行することは多大な忍耐力を必要としそうですが、日本人ならば既に実行されていることも多いので、予防医療の観点から 実行しようと考える人は、出来そうなことをピックアップして、行うだけで効果があるように思われます。わずかなことでも、長く継続することが重要であるように思います。 呼吸法、瞑想、ウオーキング、ストレッチ体操に若干の食事の改善で、相当個々に提示されているプログラムを網羅できそうです。 著者が研究に打ち込んだのは1970年代から80年代ですから、ミネラルについての記述は極わずかです。食事の改善には「超ミネラル水・おきじん」 の摂取は必要のように思います。(2008・7・18) |
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